叱る愛犬のしつけと叱らないしつけを分けて考えよう。

「犬のしつけをする時にきつく叱ってはいけない」「犬をしつけるなら犬の気持ちを尊重して」というしつけに関する考え方が、アメリカを中心に少しずつ定着し始めています。 しかし、状況によっては多少きつくても叱らなくてはいけない時があります。 その一例が、散歩中の拾い食いです。 道に落ちている食べ物は汚れも溜まっていますし、犬が食べると体を壊すものもあります。 中には食べ物じゃないモノを食べてしまうこともあります。 後になって食中毒などの病気を引き起こしてしまったり、固形物が喉に詰まって窒素ということもあり得ます。 このような場合は、犬に辛い思いをさせることを避けるために、叱る必要があります。 以上のような状況下で愛犬を甘やかすことは、愛犬を想っているようで想っていません。 「優しい飼い主」をイメージつけるために怒れないと思われてしまうかもしれません。 犬の気持ちを考えることができるなら、優しさだけじゃなく厳しさも入れましょう。 その厳しさが犬と飼い主のためになっています。 愛情を持って叱ることは、飼い主のエゴで怒っていることと訳が違います。 「叱る」と「怒る」の違いを考えてしつけを行えたら、もっと犬を尊い存在だと感じられるでしょう。