愛犬のしつけ、犬は吠えて気持ちを伝えている

犬の「無駄吠え」と呼ばれる行動に頭を抱えている飼い主もいるでしょう。 ですが、吠える犬には吠える犬の言い分があると言いますか、吠える理由があるんです。 ちなみに吠えるのは機嫌が良くない時だと考えるかもしれませんが、吠えるのは機嫌が悪いときとは限りません。 機嫌がよくても吠えることはあります。 例えば飼い主が帰宅した時とかに吠えます。 犬は飼い主が帰ってくる時間を正確には予想できません。 時計を読むことができないのだから当たり前ですね。 だから出て行った飼い主が戻ってくると安心して大喜びするんです。 すごく愛情が伝わる行為だと思いませんか? 人間の家族にも帰宅した時は大喜びして貰いたいですね。 ですから、喜んでいる犬のテンションを下げるように吠えていることを注意するのはあまり歓迎されたやり方ではないんです。 飼い主の帰宅を喜んでいる犬に怒るだけなのは、子どもが学校で楽しかったことを話に来たときに「そんなことよりお勉強」と一喝するようなものです。 これでは話を聞いてもらえなかった子どもはめげてしまいますよね。 犬だって、子どもと同じように嬉しいときは一緒に喜び、悲しいときは一緒に泣いてほしいという気持ちがあるでしょう。 ですから怒るだけのしつけは辞めて、褒めることもしつけに取り入れてください。